🌷庭戸のキャンプ地🌷

創作や生活など、全部のことを喋るよ。

きのうの晩、今年初めて金木犀の香りがした!
スペースすると言いつつ不調から抜け出せず…もう少し後になるかも、すみません😭元気なときにやりたい!話題入れてくださったり、楽しみって言ってもらえてすごく嬉しいです。ありがとう!
メンタル強め美女白川さん、やっぱりこの漫画いいなあって思う、調子悪いときに読むことが多いからか…?人を励まそうとか安心させようとかそういう心に満ちてる、どの部分がとかじゃなくて読んでてじわーっと泣けてくる。大丈夫だよ、ってことだけを表現変えて何度も何度もずっと言ってる。
何見ても泣くマインドになってるのでは?と言われたらそうかも…。
※ミステリにおける顔のない死体についての今昔。包括的なネタバレ!

顔のない死体といえば昔は「被害者の入れ替わり」が定番だったと思っていて、私も第一にそれが浮かんでしまうんだけど、今は「スマホの顔認証を阻止するため」の方が動機として定番化してる気がしてすごい!と思う。時代と共にトリックのあるあるが変わってきている…。畳む
夕木春央『方舟』
あまりにもあまりにも…うおお…。こんなに思考実験に近いミステリ初めて読んだ。純粋なフーダニットでありながら犯人が誰かよりも「何故?」の方が圧倒的に強い、状況の不可解さだけであまりにも面白い…怖かった…。トロッコ問題のようでもあり、人狼とか学級裁判みもあった。正解のない極限世界…。
いや…なにこれ!?言葉が出ない。余韻はない。吐き気みたいな衝撃のみある。
気持ちがしんどくて、今を忘れたい一心で読んだけど、すごく没頭できた…。
続きにネタバレ感想。


追記:
翔太郎はずっと「動機を推理することに意味がない」という態度で、私も納得して読み進めていたけど、この事件はむしろ真っ先に動機だけを当てるべきだったんだと思うと震える。
フーダニットの皮を被ったはちゃめちゃホワイダニット。しかも生存に直結する…「誰が?」より「何故?」が優先される状況って初めて読んだかも。結果論なんだけど…。こんなことって…。

それにしても、自ら殺人を犯すことと、人が死ぬのを待っていることには、超えられない壁があるなと思う。たとえ自分の命がかかっていたとしても。
殺されそうになったから殺したみたいな単純かつ生理的な正当防衛ではなくて、害意のない相手を主体性を持って計画的に殺すのって、なんか感覚として全く違う。
ただ、自分が助かるということは、どっちにせよその他の全員が死ぬということであり、合理的と言われたらそうなんだよな。生存を目指す以上、方法は違えど必ず殺人か殺人に近い行為を経由することになる。それならば。
いやそれにしても…。
何気に、殺人以上にえげつないのは、全員に平等に与えられるはずだった生存のための最重要情報を独占&隠蔽工作してることかも。賢く合理的なんだけど、あまりにもアンフェアというか…。
もし地上で全てが詳らかになり、裁判が起こったときには、全くの無罪というわけにもいかないんじゃないかと思う。確かに極限状況で、仕方なかったんだけど、心証が悪い気がする。首なし死体とか。畳む
#館
今日はダリアの日だった。『暗黒館の殺人』というミステリー小説に出てくる作中記念日なのです。私の心の変な形の隙間にすっぽり嵌ってしまう謎の引力があった。推理小説は構造を楽しむ感覚のほうが強いが、暗黒館は物語として囚われてしまった。作中で描かれていることだけでもとんでもないのに、「作中で描かれていない物語」の穴に落ちてしまって帰ってこれなかった。いつまでも大好き。
奇跡的にいっこもネタバレがない漫画があったので失礼します。
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ずいぶんぽやっとしたかわいい漫画でふふ…てなった。(※原作小説はこんな雰囲気ではない😂)2019年でした。畳む
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