
苦しい展開もあったけど…全体的に画が幸福に満ち溢れすぎていてなんだかずっとうっとりしてしまっていた。花火大会のとき阿翔があきらかにおめかししてたのほんとに可愛い〜。この映画、私は2人の関係についてかなり恋愛として描かれてるなーと思った!少なくとも恋愛の始まりくらいの感じ。恋として描いていない場合に違和感のある描写が結構あった気がする…嬉しいよ。マジで幸せになってほしい。私は幸せが好きだから、幸せをおすすめする。
追記⭐️
結構いろいろな意見があるんだな…。作中でも広報でもそういう言葉を使ってないのは、どう受け取ってもいいよって余白を持たせてるんだね。すごくいいね。どう受け取るかはもちろん各人の自由だとして、私は恋愛として解釈するのがいちばん腑に落ちるなと思った。花火大会の頃にはそんな感じだな〜って、お互いに何か特別な気持ちが芽生えているような感じにドキドキした。私のいう恋愛の定義がちょっと変なのかもしれないなーとも最近はよく考えてるけど…。
いろいろな意見を見ることがあるけど、その中のバリエーションの一つとして、自分が感じたことは大切だから、素直に書いていこう。畳む


夢みたいな映画やった…。映画館出るまでずっと笑顔だった嬉しくて…。主演2人魅力的すぎる。上映後同じ回を観てた方達のはわぁ〜〜(倒)みたいなうめき声も良かった。1人で行ったけど(友達がいないわけではありません。本当です)わかる〜…😂てなってた。以下ネタバレ込み感想。
ラスト、ティエンユー先生が一生懸命ルンファのことナンパしてるのほんまに可愛かった😭人生で絶対に一度もしたことなさそう。
またお手紙出し直して未来変わったてことだよね。私、てっきりルンファはアシャンの世界線の記憶はなくても、先生のことは文通相手として認識してるのかなって思ってたけど、ラスト、先生見てもピンときてる感じではなかった?よね。全く一からの関係値になるのかな?とにかく先生の方だけ一方的に好感度高い状態から始まるこれからの2人良すぎる。絶対に面白い。今度は先生の方が積極的にいくわけでしょ。すごくいい!!!先生がんばれ!!!!
序盤の、ヘルメット脱ごうとして一生ガチャガチャしてたけど外せなくて諦めてアシャンの周りうろうろしてる先生がめちゃくちゃおもろ可愛かった。畳む

理屈抜きの「直感」がまず手の震え、牌を開けられないという身体面に出て、次になぜ開けたくない?と思考、そしてこれまでの違和感に気がつくという流れがマジで好き。大好き。こういう気付きの描写一つとっても、圧倒的に現実に即してる感じが、没入感に繋がってるんだろうな。カイジが直感を無視しないという選択を取ったのカッコいいすぎる。直感は経験の結晶だもんね。常に身体が正しい。なんかカイジの感受性って改めてえげつないなと思う。相手の表情、言い回しから僅かに発せられるニュアンスみたいなものをめちゃくちゃ正確に読解してる…。#福本作品 畳む

なんか、もしかしたらすごく幸せなんじゃないかと一瞬思える…色々あったしこれからもあるけど、とりあえずこれを聴いてるこの瞬間は…ぱぱやぱや〜♪

キーファとの別れは劇的でもなければ美しくもない、ただ苦いやるせないさみしいだけ、全然飲み込めない別れなのがたまらない…実際EDまでずっと納得してない。EDではじめて「もう二度と会えないキーファ」を受け入れて愛することができた、この体験ちょっと他でしたことない、7でしか味わえない味…畳む

- どんなに並外れた才能や力や使命を持っていても、女子ども家庭を犠牲にする男は好きになれない。犠牲にしてるという意識すらなく純粋に軽んじてる感じ。それを良い行いとしては描いていなくても、ある種の男らしさ、ストイックさ、非凡さとして描写されてると嫌。前に読んだ漫画でも女子どもへ加害した男が作中で罰されず普通に進んでいって、本筋のストーリーは本当に面白かったけどもう二度と読まないだろうなと思った。男/大人から女/子どもへの加害や軽視が特に嫌なのは圧倒的な力の勾配があるから。物理的にも社会的にも。逆でも嫌だけど、この力の差を無視した単純な反転はできない。
- 人々のルーティンでできた社会に乗っておいて、そのルーティンを「つまらない日々」みたいに描くのも苦手。自分で自分について言うならいいけど、人を勝手にそう評価するのがいや。生活、生活、生活がまず1番偉い。
- 後から「(当時は表現できなかったが)本当は愛してた」と来るパターンの親、フィクションでたまに見るが苦手。「本当」というのはそのときにその子どもが感じたことであり、それ以外の本当などない。

おもしろすぎる😂😂😂 後半あまりにもめちゃくちゃですごい、本当にすごい😂
私にも義兄弟がほしー。十二と洛軍の「苦難を共にして喜びは分かち合わないめちゃくちゃ珍しいタイプの友達」というのが最高やんと思った。洛軍が気持ちのいい男すぎて大好き。というか登場人物全員おもしれー男すぎる。
藍男と洛軍の恋愛があるというのは元々知ってたんだけど、予想の80倍くらい可愛くて、かわいい!!になった…えー!?かわいい…ミウミウとの絡みもかなり好き。
てか先生やっぱり映画に大感動爆萌えして信一傳書いてくれたんだなって思って、勝手にありがとうー!!の気持ち。萌えるよね!?そりゃそうだよ!嬉しい…先生の爆萌えに救われている命がある🥹龍頭も信一傳も翻訳出るの楽しみすぎる…♪畳む




魔物の子どもたちが割とちゃんと子どもっぽい性質を待ち合わせてるのが可愛くて、親子とか兄弟姉妹みたいになってるの、私に効く。ルーパーの「私があなたのお母さんだからよ」とか…好きすぎて…そういう擬似家族的な趣きを出してるバディから、シェリーとブラゴみたいに最初は利害関係の一致だけだったのに闘いの中で絆を深めていく王道激アツバディまで、いろんなバディあって素晴らしい。異性バディも同性バディも境なく、照れずにまっすぐ「絆」として描かれてるのが最高。
- シェリーかなり好きかも!正真正銘のお嬢様でありながら、内面がかなり男前というか…気骨ある人なの大好きすぎる。ブラゴに対しての感謝の表現が「ありがとう」ではなく「あなたを必ず王にする!!(絶叫)」なのほんまにかっこいい。主人公の正統派ライバルポジションがこういう女の子で、特に恋愛フラグとかも立てないの最高かも。かっこよかった。
- フォルゴレとキャンチョメのコンビあまりにも可愛すぎる!!なんかフォルゴレはキャンチョメを守ってあげる意識強いのがすごい可愛い。キャンチョメ可愛いもんな。私がフォルゴレ好きなの「自分を規定する人」シリーズだからな気がする。自分で自分がわかりやすい。鷹村さんとか七海龍水のカテゴリ…本物のスター気質。
- ジジイがビョンコに協力しようと思ったエピソード、かなり意味不明なのに何故かめちゃくちゃ納得させられるの凄すぎる。面白い…。
- 敵サイドで冷酷だったり粗暴なキャラも、割とお互いのパートナーに対しては特別に愛着を持ってる描写が多かったりして、あ〜!!好きになっちゃう〜!!てなる。やっぱ関係性ってキャラの魅力を表現する上であまりにも大きい要素かも。
- ガッシュと清麿ももちろんめちゃくちゃ可愛い。本当に可愛い。日常パートがありえないくらい可愛い。
- デュフォーの愛についてのエピソードも普通にすごい良かった。
- 全体的に気持ちが綺麗でまっすぐで、いやらしいところがないというか、素直に読めるところが本当に素敵な漫画だな…。ちょっと泣きすぎてるの情緒の振れ幅でかいモードに入ってる気がする!

最終回、モンクさんがトゥルーディの失敗や変な癖を楽しそうに話すシーンがあるんだけど、最終回にして初めてなんだよね。聖女のトゥルーディではなく「人間のトゥルーディ」が語られるのが…。さりげないシーンだけどすごく印象的に描かれてた。
モンクさんが前を向けるのは彼女の事件が解決したときだと思ってたけど、それよりもむしろ大事だったのは「神格化されたトゥルーディを人間に戻す」っていうプロセスだったのかって。
最愛のトゥルーディが完璧な存在ではないと思い出せたから、モンクさんは暗くて狭い部屋から抜け出せた。トゥルーディはあのビデオを遺すことで、聖女のままモンクさんに信仰されているよりも、人間に堕ちてモンクさんを助けることを選んだんだと思うと………こんな愛ってあるか?😭手痛いようで、道を開いてくれて。本当の愛すぎる。
トゥルーディの真相に対するショックってやっぱり視聴者側にもあるんだけど、その悲しみや苦しみは視聴者の100億倍モンクさんが受け取ってるから、モンクさんのあの傷つきながらも懸命に笑みを浮かべようとする姿を見て、外野が言えることは何もない。もうこの世にはいないビデオの中のトゥルーディを安心させるように頑張って微笑むの…。いや、傷付いているというよりはただ彼女の苦しみへの共感で、微笑みは「もう一度会えて嬉しい」なのかも。あの演技、本当にすごい。
トゥルーディはずっと、モンクという人格を型作るための一要素として、象徴としてしか存在してなかったけど、最終回を経てやっと「トゥルーディ」というキャラクターを認識できたし、好きになった。
私ずいぶんモンク×トゥルーディだな…この2人も無償の愛と別れだもんなー。
本当にいいドラマ。畳む

信一傳のときも思ったけど、龍兄貴って信一という子どものプライドとか体面みたいなものをかなり尊重してるよな…。そういう人なのか、それとも信一という個への取り扱いがこうなのか…。
そしてけっこう厳しい教育施してる!(この時点ではまだ他人なのに…)と思いきや結局めちゃ優しくて笑う。祖哥哥〜!!
秋兄貴と仲良しなのすごいかわいくて驚いた。👍のくだり…原作ではさすがに龍兄貴の死因とかあの辺のくだりも全然違うんだろうな。
7月に翻訳版が出る!!嬉しい。信一傳も翻訳されるのかな?Google翻訳と肩組んで読んだけど、半分も理解できてないと思う…是非刊行してほしい。
信一傳で描かれた11歳の信一は、その時点ですでに大人顔負けの冷たい才能がほの見えている描写がいくつかあったと思っていて、反抗期の入り方も「なんで殺してくれなかったの?」なのが…。表情豊かでちょっとナルシストで家族想いの可愛い子なんだけど、こーゆー鮮やかな暗さが存在してるのはマジで天性なんだろうな…原作の信一。6歳で狂犬の片鱗見せて、元気いっぱいでイイネ😄👍畳む

#九龍城砦
・吹き替えの声も可愛らしかったけど、あの「見たくない、仕事に戻ろうよ」のシーンあまりにもあまりにも本人の演技と声が良すぎることを再認識した。あの子どもの嫌がって泣く声、痛切さ、あれはどうやっても再現できるもんじゃないな。
最初はぼんやりしてるのもリアルすぎてきつい。それに、駆け寄ってお母さんって泣くんじゃなくて、見たくない仕事に戻ろうよなのがなんかすごくて。字幕もう一度行こう…いつまでやってくれるのかな。
・特別映像で一瞬だけど、お母さんのお膝でご飯食べさせてもらってるユーダンムイちゃんいたよね?まだ1回しか観てないからうろ覚えすぎるけど…あそこ美しい絵だった。ムイちゃんの中にお母さんとの温かい記憶が少しでもあったんだと思いたい。洛軍に「ご飯抜き?」ってご飯幸せだから聞いてくれたんよな。畳む


★ムービースターをゲットした!書店のカウンターで尋ねたら「最新号ですか?」と聞かれ、最新号かわからなくてもごもごしてたら隣の店員さんが「九龍城砦…?」と囁くように助け舟を出してくれて、は、はい!!となった。恥ずかしかった。ありがとうございました。
イケメンキャラ信一による城砦ツアー動画(イケメンキャラという表記ウケる)でもあったけど「散髪は子どもの頃から…」という一言に地味に命救われる。原作の設定を都合よく映画とブレンドして親子萌えしてるけど、映画は全く設定違う可能性もあるよなーと思っていた。映画の世界線でも信一は幼少期から兄貴の世話になっている♡前日譚で映画版の二人の馴れ初め(?)観れたら頭が変になるかも…もう変ではあるけど。
兄貴甘党情報も!winstonは甘い煙草…。龍兄貴から重くて甘い香りするのセクシーすぎちゃってないか心配。誰か教えてあげた方がいいかも…。
★パンフレットも入手できたよー!ずっと品切れだったから嬉しい。
製作期間8年、凄すぎる…舞台の作り込みやばいもんな。
本物のノスタルジーだから、心が惹きつけられるのか…。香港市民にとっても製作陣にとっても郷愁の象徴であるというところに胸を打たれた。懐かしいという気持ちが本当に好き。懐かしいは強力な感情。
私は九龍城砦についてまさに「ユニークでミステリアスな場所」として遠い認識をしていた日本人なので、この機会に深い部分を知ることができてよかったな。
洛軍の俳優さんにとってかなり革新的な役だったみたいで、感動。ほんとに、そうは見えないくらいピッタリハマってた。すごい!
本当にアクションのキャラ付けすごいよなー。漫画的だしゲーム的というか…各々戦闘スタイルが違って完全に確立されてるの、オタク心がくすぐられる。パラメータ大好き君だから、みんなの戦闘能力値が見たすぎる。相性とかあるんかな。畳む

貧農の三男だった藤木が虎眼先生に拾われ武士の子になった後、たまたま再会した家族に一瞥もくれなかったシーンが本当に本当に好き。驕りでも復讐心でもなく、ただただ100%虎眼先生への忠誠でこの態度をしているということが…。これが藤木源之助。藤木源之助という男…。
虎眼先生への愛と忠誠が、武家社会の最悪さを体現することとイコールになってて、それが伊良子の怒り、三重のトラウマともイコールなのがすごい。
本当の絶望を描くためには、愛や希望も同時に描く必要があるんだと思った。苦しくて痛いだけの人生の中で、ただ一度触れたあたたかい気持ち。優しい記憶や約束。藤木も三重も伊良子も、そんな奇跡のような瞬間を持っていて、忘れられなくて、棘のように抜けなくて、そのために血を流し、もっと苦しい。畳む

吹き替え楽しかった👍✨
基本字幕ベースで大幅にニュアンスが変わってるところはなかったかな?(あたりまえ体操♪)
城砦の人々の喧騒が、何を喋ってるのかわかって嬉しい。素朴な家庭の声が聞こえてくる中で、ボロボロの洛軍が施しを受けるシーンがなんかより沁みた。
「4人揃った。何ができる?」少しの言い回しの変化だけど、十二がガチっぽいところがよかった。十二が一番ちゃんとカチコミに行きたかったんかな。
信一のお返事、「部屋を用意しろ」のところは「はい」で「任せた」のところは「うん」だったの良かった。私は心から敬愛する年上の男にタメ口を使う年下が本当に好きで……。敬語とタメ語入り乱れてるのも大好き。あけろよ!も大好き。
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特別映像ドキドキした‼️
王九、認められるか殺すかしか選択肢がなかったんだなと思った。2人の関係はその完全な2択に向かって進んでいき、作中でもうかなり終盤だったんだなと。
大ボス喀血シーン…やってしまおうか迷いつつ、なのに「休んでください」の声色が意外なほど優しくてドキッとした。この先何をしても認められる日は来ないのだろうと薄々気付きつつ、このシーンでそれがハッキリしたから、じゃあもう殺すことにしたんだろうな…。野心ではなかったというか、ただもうマジでムカついた、クソが、おもんない、って感じなんだろうと。ムカつくっていうのはさみしいってことの言い換えなんだけど、そんなことは作中の誰1人として、王九自身も知らぬまま。大ボスの、金はいくら稼いでも足りない、どんな忠誠も信じない、バケツに穴の空いた男感マジですごい。大ボス自身が飢餓と不信の世界で生きてるから、他の人間もそうだと信じてる。でも王九にお薬任せてたのなんなん😭
思った以上にウェットな関係だった。はぁ〜〜〜。好き。
そういった背景がありつつも、王九が最後まであっぱれなヒールに徹してくれたの素晴らしいよ。ありがとうっ!!畳む

※以下、信一と龍の愛の部分のみの感想。#九龍城砦
信一の反抗期が長くてドキドキした。偉大すぎる養父の庇護下で、そりゃ良い面も悪い面もあるよなと。それでも龍兄貴を愛してるし、愛されてることもわかってるようなのが可愛かった。外の世界を経験して、自分の実力を示して、どこでも生きていけるとわかった上で、龍兄貴および九龍城砦を選んで戻ってきたのが良かった…。
龍兄貴の信一の愛し方、本人に対しては繊細というか、ソフトで押し付けがましさがないのに、本人の知らんところであまりに苛烈ですごかった。こういう人なんだ…感動。
2人ともはちゃめちゃにヤクザであわわ…となった。
「信一も藍男と同じように、目の前の男をパパ、お父さん、Daddy(原文ママ)と呼びたかったが、その最もふさわしい時期を逃してしまった」
からの哥哥(すごい太字)………ニュアンスわからんのがもどかしいけど、↑に匹敵する親愛のこもった呼び方ということですか?龍兄貴もたぶん染み渡ってると思う。祖哥哥と哥哥はニュアンス違うのかなあ。てかDaddy…パパ…お父さん…と呼びたかった信一やばい。そう呼ばれたときの龍兄貴の顔、見ものすぎる。そう呼びたかったんだって知ってもらうだけでもいい。龍兄貴に信一傳読んでほしい。信一も読んで。お互いに卒倒してほしい。
てか擬似親子のサビの部分出ちゃってる。「親でもないのに」という遠慮と、「この人に自分の面倒を見る義務はないのに」という遠慮。お互いに少し恐る恐るなのが美しい。はじめからの親子ではないからこそ、確かめる・作り上げるという工程が必要なんですね…。 あなた達にはこれから本当の親子になってもらいます。擬似親子が愛を確かめ合うまで出られない部屋の主催者より。畳む
↓ネタバレ込みのお喋り。
阿翔の全ての行動表情仕草があまりに健気で😭「遺影は長く残る」とか「地獄で喧嘩をふっかけられたら」とか、死ぬための旅っていうテイを守りながら、なんとか元気づけよう生きさせようとしてるの胸がギウ…てなる。天宇先生、阿翔をシャワー室に戻す手の力は異常に力強いのに髪を拭いてあげるのは異常に下手でほんまにかわいい。天宇先生って微妙に変で可愛い。
最後、電車のシーンで終わりじゃなくて海でお話してるシーン入れてくれたの、これから2人の関係は続いていくよってメッセージな気がして嬉しい。
そういえば私は不思議と、阿翔と潤發を別の人間だとあまり思っていない気がする…なんでだろう。自分でもわからない。幹や根は繋がっているから、その先に繋がるどの枝もどの葉もその木であることには間違いない…というイメージなのか。とはいえ、「あの夏の阿翔」を想うとセンチメンタルな気持ちになる。
その人を構成する要素として記憶や経験(特に生育歴)ってすごく大きい。経験が人格を作ると思う。でも、例えば親しい誰かが私と過ごした時間を全て忘れて二度と思い出さないとなったとき、心から淋しいけど、別の人間になってしまったとは判断しない気がする。となると、経験や記憶はその人を構成する全てとは言いきれないようにも思う。
その人を定義する全ての条件を抜きに、単にその命を愛することもできるのかもしれない。そんなことができたらロマンチック。畳む