🌷庭戸のキャンプ地🌷

創作や生活など、全部のことを喋るよ。

『天 -天保通りの快男児-』
再読しての感想というか、赤木さんとひろの関係に対する妄執の文。6月ごろに書いてたのがメモ帳にあったので投稿しておくよ。#福本作品

◼️赤木さんは悟りの境地にも見えて、でも本当に子どもっぽいときもあって、天さんの方がよっぽど大人に見える時もある。人や土地と繋がって根を広げるような生き方をしてる天さんの方がよっぽど…。
原田組長の「深いんだろう…天の現実がオレの現実よりも」のくだりとても好き。天さんのリアルが深いのはよくわかる。天さんってリアル深い。

◼️自分がこれから死ぬというときに「それだけはひろに話しておきたかった」と言った赤木さん。9年間、ひろのこと忘れずにいて、心配までしてくれてたのが、信じられない気持ちになる。2人はどういう関係でもなかったのに…。
この、2人はどういう関係でもなかったのに、というとこに1番狂ってる気がする。
赤木さんみたいな人が半ば気まぐれにひろに手を差し伸べて、でもその関係に名前がつくことはない範囲で、何かの意味になるより前に、さっぱりとお別れなのが、たまんないよ。
微かに感知できる、赤木さんからひろへの優しさは、赤木さんの人類愛でもあり、子どもっぽさの現れのようにも感じる。
ひろって赤木さんに可愛がられている自覚が絶対ないと思う。でも、赤木さんもひろを可愛がっている自覚がない。見てる周りだけが、ぼんやりと2人の関係についてあたたかく?認識してる…。

◼️ハワイ編、スピンオフ短編みたいな感じで描かれないかな!?本当に見たい…。
東西線はチーム戦だったから、結局赤木vsひろゆきの対局って本編中になくて…でもハワイで確定で対局してるもん!これ本編入れていいくらいアツいよ!
ひろが赤木さんにコテンパンにされるだけなのはわかってるけど…その中でも「そこそこ腕はある」と思わせる程度には奮闘したんだもんね、見たいよー!えーん😭畳む
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