🌷庭戸のキャンプ地🌷

創作や生活など、全部のことを喋るよ。

分人という考え方について、暗黒館の殺人に寝食を削るほどハマってたとき、考えてたことを思い出す。※推理小説のはちゃめちゃなネタバレなので畳むよ!

中也くんにとって、玄児さんとの別れは、単に玄児さんその人との別れではない。同時に「中也くん」との別れでもある。なぜなら「中也くん」は玄児さんとの間にしか発生し得ない分人だから。ご丁寧に名前まで付けてあるんだからすごくわかりやすい。玄児さんが死んで、中也くんは、もう中也くんでいることができなくなった。そういうわけで彼は最後に名前を明かして、中村青司に戻った。
自分の同人誌の中で「中也くん」という名前について「そう呼ばれていましたね」と書いたときとても悲しくなった…。あのときあなたと一緒に死んだ私。青司さんが恋しいのは玄児さんであると同時に「中也くん」でもある。あなたの愛を受けていた私。
そういえばもうすぐダリ祝だ🍷畳む
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