
「野球は力を合わせるスポーツ!1人じゃできないんだよォ…!!(舌ペロ)(極悪顔)」めちゃくちゃ笑った。
サンキューピッチおもしろすぎるー!
ハイパーインフレーションもめちゃくちゃ面白かったけど、この作者さんの現代的な感覚、なんか異常に痛快で大好き。ギャグセンスも倫理観もジェンダー表現も、独特なんだけど妙に気持ち良くて好き!モブのやり取りだけでもこの作者さんってわかりそうな癖がある。三馬くんと広瀬くんの関係が相当いい。

大兄貴までバチバチに闘うの最高だった。王九が強すぎて絶望感あって良かった…気功万能すぎる。でも最後までキャラブレしない戦闘狂であっぱれだ。
それであの〜〜〜〜、そんなつもりじゃなかったんだけど(?)龍兄貴のえげつないカッコよさと龍兄貴にメロついてるソンヤッ、2人の関係性に80%くらい心を持って行かれてしまった。
男同士の友情がアツいみたいなことは前情報として知ってたんだけど、擬似親子関係があるとは知らず不意を打たれた。育ての親概念に弱すぎて…。
龍兄貴ヤバいよ。あんな人に目をかけられて平気でいられるわけがない。ソンヤが龍兄貴のことをバチバチに愛していることが全ての言動でわかる。眼鏡外してあげてる一瞬のシーンだけでもこの2人の関係についてほとんどのことが伝わる。なんてことだ。
あと龍兄貴とカラオケ屋さんやる未来予想図を勝手に描いてるのもほんまに…。愛されてきた者の振る舞いすぎる。絶対に兄貴にはその未来相談してないし、当然これからも傍にいることが確定している。めちゃくちゃ龍兄貴に可愛がられて育ったんだと思う。2人の経緯がどんなものなのか実際にはわからんけど、心からそう思う。畳む

主人公のワトニーが陽気でジョーク好きでカラッとした性格で、ピンチのときでも軽口叩いて弱音を吐かないヤツだからこそ、通信が繋がったとき、仲間が来てくれたとき、息が詰まるように少し泣くだけで、本当に怖くて寂しくて辛かったよなってことが一気に伝わるのがすごく良かった。
『2001年宇宙の旅』観た時も思ったけど、宇宙飛行士って、何かとんでもない状況に陥ったときに泣いたり喚いたりせず、現状の最善手をただ思考してただやるのがマジかっこいい…。トラブルが起きたときに泣いたり喚いたりする人は宇宙飛行士になれないんだ、というリアリティを感じる。私だったらまずは一旦、泣いたり喚いたりしている。本当にカッコいい。畳む

物理なのかと思うと少しホッとした。これまで自分は劣ってると思うこと、思わされることがたくさんあったけど、タイプが違うだけで優劣じゃないと思えるようになれたらいいね。
内向型は外部刺激からの快楽を得にくいけど、代わりに自分の内部で何か考えたりすることが快楽になるらしい。畳む

あの…散々言われてることだけどゾーマ様って歴代で一番メロいラスボスだよね。もしかして私のこと好きなのかな?って勘違いさせてくるところがある。勇者のこと歓迎してくれてるし、言葉遣いが汚くないし(虫ケラどもとか言わない)詩的なところも品があって、散り際ですら全く格を落とさない。エンディングの感じ見てると、勇者もゾーマ様のセリフに影響されてることを感じる。
光あるところにまた闇も〜のニコイチ的な表現とか、我が腕の中で〜とか…。なんかさ…やっぱゾーマ様って私のこと好きなんかな?どう思う?
以下新要素のネタバレなどもあり。
ドット絵に音声微妙だなって思ってたけどゾーマ様が良すぎたのでアリになった。ドラクエの音楽っていつ何回聞いても本当に良すぎる。勇者の挑戦流れたところで思わず赤面してしまった。カァァ…てなった。良すぎて。
街や城のデザインがすごく良かった!緯度経度で雰囲気変えてるのかなあ。ほんとに世界地図冒険してるみたい。サマンオサとかこんな雰囲気なんだー!聖なるほこらが美しくて感動。ただ街や城が大きくなったのに対して、人は増えてないのでちょっと閑散とした感じがあったのが気になった。
そして、ハーゴンまさかのすぎる。1&2のリメイクではその辺の設定をアレンジして膨らませていくんだ…楽しみ!!クリア後要素もぼちぼちやるぞ。畳む

実家の本棚を整理していて、軽はずみな気持ちで読み始め、気がついたら年を越していた。1巻読むと最終巻読み終わるまで眠れないやつなのに…1話の入り良すぎ問題。
前半の、世界が狭く狭く閉じて壊れていく感じの表現がほんとにやばい。気づいて、気づかないで、殺してくれ、殺してやる、言いたくない、言ってしまいたい。
睡眠薬入りのコーヒーを入れてボート小屋に向かうシーンがめちゃくちゃ好きだなやっぱり…。ここまでずっと張り詰めて尖り続けたジェルミの精神が、サンドラの日記で空中分解するようなイメージがほんとに…崩壊と解放のカタルシスがある。
斬新な設定とかではないすごく現実的なあらすじの物語なのに、表現力ひとつで唯一無二の名作に仕立ててるのすごすぎる。マジで天才…。
あと、以前読んだ時よりも何が描かれてるのか、何故こうなっているのか、みたいなことがよくわかるようになっていた。知識が増えたからかな。特に後半は前半に比べるとエピソード同士の繋がりや物語上の意味がよくわからない部分もあったから、今また読めて良かった。面白かった…。
個人的に、RadioheadのTalk Show Hostという曲が追い詰められて破裂しそうなジェルミの心境みたいな曲だなと思って好きでよく聞いてた。畳む

ネタバレあり感想♡↓
島田さんやエラリイのキャラ解釈?アレンジ?結構良かったな。
叙述トリックの部分、すごいなんとなく別人っぽくなってて、確かにこれ注視して見ないとわかんないかも!ドラマが初見の人の感想知りたすぎる!と思って検索していたらしっかり騙されてる方たくさんいらしてすごーい!と思った。
例の一行のシーン、めちゃめちゃ尺使ってて、決めシーンすぎてなんかわろてしまった😂
あとやっぱり十角館て犯人の犯行解説パートが1番おもろいよな…。あのスピード感とギリギリ感、エキサイティングすぎる。
全体的にほんとに面白かったなー!時代感の再現もかなり参考になった…(参考?)畳む
あのあの、最近知ったんだけど館シリーズのドラマ化、次も決まったって!やったー!うれしすぎる!どの館だろ!?全部やってほしい!ワクワク🎶

みんな面白かった!私がMAXで笑ったの真空ジェシカの2ネタ目だった🤣
昔は姉の影響もあって、お笑い大好きでよく観てたんだけど、今は年に一回M-1観るだけになっちゃったな。
好きだった芸人さんの嫌なニュースとかもあって辛くなったり、テレビそのものから遠ざかってたけど…漫才っていいよなー!
プレッシャーとか緊張感もある中で、めちゃくちゃいっぱいの人の前であんな堂々と喋って、自分の空気にして、笑いとって、漫才師ってすごいな、いい職業だよな。畳む

奇術、降霊、分身、密室、不可能犯罪……謎・謎・謎
これこれ〜!ヒュー!って感じのミステリで良かった。私が翻訳ものを読み慣れていないゆえかもしれないけど、ずっとなんか奇妙な、不安な読み味だったのが印象に残ってる。とにかく奇怪な状況に景色がねじれていく気持ちよさが抜群にあって良かった。
ちょっと前からKindle Unlimitedに入ってしまい、読める本が無限にある状態になってしまった。やったぜ。

面白かったー!あらすじからミステリ・シチュエーションスリラーを期待して読んだけど、その要素もしっかり楽しかった上に、普通に小説としてもめちゃくちゃ良かった。私は割と白黒思考だから身につまされるものがあった。最後まで細かく意外性を散りばめてくれて、サービス精神すごかった。あと夢中になれるまでの速度がかなり早かった。文章かな?すごく読みやすかった。

再読しての感想というか、赤木さんとひろの関係に対する妄執の文。6月ごろに書いてたのがメモ帳にあったので投稿しておくよ。#福本作品
◼️赤木さんは悟りの境地にも見えて、でも本当に子どもっぽいときもあって、天さんの方がよっぽど大人に見える時もある。人や土地と繋がって根を広げるような生き方をしてる天さんの方がよっぽど…。
原田組長の「深いんだろう…天の現実がオレの現実よりも」のくだりとても好き。天さんのリアルが深いのはよくわかる。天さんってリアル深い。
◼️自分がこれから死ぬというときに「それだけはひろに話しておきたかった」と言った赤木さん。9年間、ひろのこと忘れずにいて、心配までしてくれてたのが、信じられない気持ちになる。2人はどういう関係でもなかったのに…。
この、2人はどういう関係でもなかったのに、というとこに1番狂ってる気がする。
赤木さんみたいな人が半ば気まぐれにひろに手を差し伸べて、でもその関係に名前がつくことはない範囲で、何かの意味になるより前に、さっぱりとお別れなのが、たまんないよ。
微かに感知できる、赤木さんからひろへの優しさは、赤木さんの人類愛でもあり、子どもっぽさの現れのようにも感じる。
ひろって赤木さんに可愛がられている自覚が絶対ないと思う。でも、赤木さんもひろを可愛がっている自覚がない。見てる周りだけが、ぼんやりと2人の関係についてあたたかく?認識してる…。
◼️ハワイ編、スピンオフ短編みたいな感じで描かれないかな!?本当に見たい…。
東西線はチーム戦だったから、結局赤木vsひろゆきの対局って本編中になくて…でもハワイで確定で対局してるもん!これ本編入れていいくらいアツいよ!
ひろが赤木さんにコテンパンにされるだけなのはわかってるけど…その中でも「そこそこ腕はある」と思わせる程度には奮闘したんだもんね、見たいよー!えーん😭畳む

何見ても泣くマインドになってるのでは?と言われたらそうかも…。

あまりにもあまりにも…うおお…。こんなに思考実験に近いミステリ初めて読んだ。純粋なフーダニットでありながら犯人が誰かよりも「何故?」の方が圧倒的に強い、状況の不可解さだけであまりにも面白い…怖かった…。トロッコ問題のようでもあり、人狼とか学級裁判みもあった。正解のない極限世界…。
いや…なにこれ!?言葉が出ない。余韻はない。吐き気みたいな衝撃のみある。
気持ちがしんどくて、今を忘れたい一心で読んだけど、すごく没頭できた…。
続きにネタバレ感想。
追記:
翔太郎はずっと「動機を推理することに意味がない」という態度で、私も納得して読み進めていたけど、この事件はむしろ真っ先に動機だけを当てるべきだったんだと思うと震える。
フーダニットの皮を被ったはちゃめちゃホワイダニット。しかも生存に直結する…「誰が?」より「何故?」が優先される状況って初めて読んだかも。結果論なんだけど…。こんなことって…。
それにしても、自ら殺人を犯すことと、人が死ぬのを待っていることには、超えられない壁があるなと思う。たとえ自分の命がかかっていたとしても。
殺されそうになったから殺したみたいな単純かつ生理的な正当防衛ではなくて、害意のない相手を主体性を持って計画的に殺すのって、なんか感覚として全く違う。
ただ、自分が助かるということは、どっちにせよその他の全員が死ぬということであり、合理的と言われたらそうなんだよな。生存を目指す以上、方法は違えど必ず殺人か殺人に近い行為を経由することになる。それならば。
いやそれにしても…。
何気に、殺人以上にえげつないのは、全員に平等に与えられるはずだった生存のための最重要情報を独占&隠蔽工作してることかも。賢く合理的なんだけど、あまりにもアンフェアというか…。
もし地上で全てが詳らかになり、裁判が起こったときには、全くの無罪というわけにもいかないんじゃないかと思う。確かに極限状況で、仕方なかったんだけど、心証が悪い気がする。首なし死体とか。畳む

どの感情も「ライリーのことが大好き」って言うのがほんまにほんまに泣けてしまう。そういう描写がくるたびに耐えられんくなる。シンパイも、暴走してしまったけど全部ライリーのためにやってるのがほんとにわかるから…涙
自分に対して許しが与えられる映画だなーって思う、めっちゃ良い映画だ。ムカついたり、泣いたり、不安になってばかりのときも、それは自分を守るために、意味があってそうなってるんだって思うと許しの感覚がある。危機に対処してる最中なんだと思うといいのかも。メタ認知が鍛えられる映画だ。
ライリーの感情達がみんなライリーを心から大切に思ってるの、無償の愛すぎるし、自分を愛するとか大切にするとか…自己肯定感ってこういうことなのかなあ。イカリとかダリィとかマイナスな感情を持ったときも、これも私のための感情だからって、そうなってる自分を許す。正しいかどうかはともかく、私は私の味方なんだという感覚。畳む

『はじめの一歩』の鷹村守さんは現役無敗(無敗。無敗!?)ボクシングミドル級世界チャンピオンで、とんでもない傍若無人の王様の赤ちゃんで…そして口に出さないけど周囲からの期待を背負っていることを誰よりも厳密に理解し、その期待を守ることを信じられないくらい遵守している。その姿に目眩を覚える。
もう、期待というのも生優しいくらいのみんなの血反吐みたいな祈りを引き受けてる。本当に暴君なんだけど、一つの弱音も吐かずにそれを当たり前に引き受けてくれる度量と優しさがある。でも、感じてるんだよ、負けたらどうする?って怖さは感じてるんだよ、それでも、それを表に出すのは「鷹村守」じゃないって定義付けて「鷹村守」をやれるとんでもない器が鷹村さんにはあって……。
花道も確実にそういうタイプだよなあ、未来の花道ってこうなんじゃないか。「このオレに期待しなさい」これはぱっと見自信家とか傲慢のように見えて、果てしない優しさだと思えてしょうがない。おまえのぶんの気持ちも背負ってやる、引き受けてやる。こんなに優しいことあるか!?神様……。
でも花道には鷹村さんと違って明確に「桜木花道という定義」以前の自分を出せる人がいてその点が助かる(98話の方角を眺める)
はじめの一歩読み返したいけど年々、セクハラ下ネタが苦手になってるので読めるかな😂結構あった記憶。大好きなんだけどね!畳む

後ずっと同じこと言ってるだけの感想のようなうわ言のような文。
カオルはまさにリョータに「生きているのがオレですみません」って思わせないためにやたらソータと重ねたり比較したりしてくる環境(自分さえそうしかけた)から引き離したかったんやんかと改めて強く思った。なんか今日は特に長男を亡くした家族に対してこんなに無配慮なことあり得るか?と思ってしまった。カオルの真意はリョータにどこまで伝わってるんだろ泣
ソータの死を受け入れるために、ごくごく当たり前に8年かかった、ただそれだけのことだとも思った。
てか火曜インサイドヘッドで涙枯らしたから今日落ち着いて臨めるなって思ってたのに即オチ2コマだった。
今日「ボールよ吸いつけ」の後に木暮くんにもタッチを求める花道にかなり思うところがあった。花道が個人競技じゃなくてチームスポーツであるバスケにハマって良かった。花道の世界観の変革が行動にすぐでてると思った。ベンチで応援してるみんなは悔しいよ、ほんとはオレこそが力になりたいのに出来なくて、託すしかない。花道が、託されたことを瞳が揺れるほど理解してくれて本当に嬉しい。木暮くんの分もオレに寄越せってしてくれて嬉しい。誰かのためにじゃない、自分のためにだけど、そこに立つ人間が立てない人間の分を力に変えてくれるのは本当に嬉しいことなんだよ、泣
そこからの花道の幼いほどの爆発的な献身に頭掻きむしりそうなる。花道って本当に、教えられたこと全部全部最後の一瞬までちゃんと守って、それ以上のこと自分で考えてやって、本当に天才だよ。花道の活躍って本当に「献身」としか言いようのない気持ちになってしまう。王様の赤ちゃんなのに献身なんだよ、泣
花道の動きも表情もオーバーでコミカルではちゃめちゃで本当に愛らしくて、これがみんなが知ってる天才桜木なんだが、こうではない洋平しか知らないもっと無防備な素の桜木が確定でいる(98話の方角を眺める)のがヤバすぎるとも思った。
何回観ても必ず息が止まり、発汗になる演出の力、緊張と緩和のなにかこうすごいバランスで発汗と涙を生理的に促してくるシステム。すごいな。
あ〜〜〜。私も何かを一生懸命がんばりたいんやが……………😢(そうしなさい)畳む

空想の友達のビンボンが、ライリーに忘れられていても、ライリーを助けるために頑張ってくれて、消えちゃったの、今文字打ってるだけで無理。思い出してほしがってたのに、思い出されないまま、それで良さそうに。私の人生にもおそらくいた、誰の人生にもおそらくいた。
私のために存在している人なんていないけど、空想の友達は唯一ただ私のためだけに存在していた。ダイ大のゴメちゃんもそうだけど、なぜ「私のための友達」は消えてしまう運命なのか?何故必ず別れてしまう運命なのか?他人ではなく私の一部だから、私に吸収されたと考えるべきなのかもしれないが…。
他人として出会うしかない。他人は私のための存在ではないから、ムカつくことも悲しいこともたくさん発生するのだが、それでも他人として出会うしかない。泣
あと悲しみは必要なんだっていうこと。すべての感情は、方向性の違いはあれど私を守ろうとしている。すべての感情を抱きしめながら生活した方が良いかも。
コンディション、今日かなりギザギザしていた。感情のプールが波立っているときは特に感動という刺激があるとすぐこぼれてしまう。感動したくない…感動はしんどい。でも泣いた後って心が凪になる。プールの水が少し減るのだろうか。畳む

Caravan Palace
2017年頃にハマっていたのを最近また聞いたらやっぱりすごく良かった。全部好きだけど1曲挙げるとしたらこの曲かも。自然と体が揺れる。音楽のジャンルは全く詳しくないけど、swing(揺れる)ってきっとこういうことなんだ!と感覚で理解させられる。swing bro🎶

『1/8192』store.steampowered.com/app/3014150/18192...
このゲームすごぉい!実況動画も楽しかった…!2択を当て続けるっていうシンプルなゲームなんだけど、すごいって思ったのが「おみくじ」とか「今までの結果表」みたいなのが置かれてるので、自分なりの根拠やジンクスが作れるところ。これ絶対確信的に制作されてるのすごい!
賭け事の楽しさ…「4回以上同じ目は続かない」とか「おみくじで出なかった方に行く」とか、全く無意味なランダムなものを選ぶときに自分で選ぶ根拠を作るのがすごく人間的な仕草で心がアツくなった。
あと、回数が浅いうちは選ぶスピードも早くて失敗しても笑ったり、みんなで口出し合いながらできるのに、回数が深くなっていくと(成功が積み上がっていくと=掛け金があがっていくと)選ぶのも遅く慎重になり、根拠をより探し始めたり、責任が大きくなって周りも口出しできなくなっちゃったり、そういう流れがすごく良かった。
プレッシャーのかかる状況でランダムなものを選ぶ行為って面白いなあ。選択できる自由には責任も同時発生するもんだと改めて感じた。その責任が重くなるほど選ぶために意味や根拠が必要になるし(直感ってのもそれはそれで良し!)運っていう絶対で無慈悲で巨大なものに対して、意味らしきものや根拠らしきものを作り出し対抗しようとする人間の仕草がとてもとても可愛くて好きだと思った。畳む
※以下、信一と龍の愛の部分のみの感想。#九龍城砦
信一の反抗期が長くてドキドキした。偉大すぎる養父の庇護下で、そりゃ良い面も悪い面もあるよなと。それでも龍兄貴を愛してるし、愛されてることもわかってるようなのが可愛かった。外の世界を経験して、自分の実力を示して、どこでも生きていけるとわかった上で、龍兄貴および九龍城砦を選んで戻ってきたのが良かった…。
龍兄貴の信一の愛し方、本人に対しては繊細というか、ソフトで押し付けがましさがないのに、本人の知らんところであまりに苛烈ですごかった。こういう人なんだ…感動。
2人ともはちゃめちゃにヤクザであわわ…となった。
「信一も藍男と同じように、目の前の男をパパ、お父さん、Daddy(原文ママ)と呼びたかったが、その最もふさわしい時期を逃してしまった」
からの哥哥(すごい太字)………ニュアンスわからんのがもどかしいけど、↑に匹敵する親愛のこもった呼び方ということですか?龍兄貴もたぶん染み渡ってると思う。祖哥哥と哥哥はニュアンス違うのかなあ。てかDaddy…パパ…お父さん…と呼びたかった信一やばい。そう呼ばれたときの龍兄貴の顔、見ものすぎる。そう呼びたかったんだって知ってもらうだけでもいい。龍兄貴に信一傳読んでほしい。信一も読んで。お互いに卒倒してほしい。
てか擬似親子のサビの部分出ちゃってる。「親でもないのに」という遠慮と、「この人に自分の面倒を見る義務はないのに」という遠慮。お互いに少し恐る恐るなのが美しい。はじめからの親子ではないからこそ、確かめる・作り上げるという工程が必要なんですね…。 あなた達にはこれから本当の親子になってもらいます。擬似親子が愛を確かめ合うまで出られない部屋の主催者より。畳む